中学生の頃から広告を見るのが好きで、大学ではグラフィックデザインを専攻。学外でもさまざまなデザインプロジェクトに参加し、企画することや人と接することの楽しさを知りました。そしてその経験をきっかけに、就職活動でもクリエーティブ職ではなく、プロジェクトの先頭に立ってたくさんの人と関わる「広告代理店の企画営業」を目指すようになったんです。
とはいえ、学生時代の私はノリと勢い重視の “感覚派”。広告営業に求められる論理的な発想やコミュニケーション力は1から磨く必要がありました。それに、ありとあらゆる業界知識の習得も欠かせません。「今のままじゃ通用しない。きっとチャレンジの連続だ」と覚悟していました。
そんな私に強く響いたのが、Rise Agencyの行動指針でした。「人に頼るな。自ら考え、自ら動かぬものに成長なし。」「熱くなれ。熱い想いで人の心を動かせ。」――。そうした言葉の一つひとつから、社員の挑戦を肯定する強い意志が感じられて、就活中の自分まで応援してくれているようでした。こんなに熱い気持ちを持った経営陣がいる会社で、私も一緒に働きたい!成長していきたい! その高鳴りが、入社の決め手になりましたね。
入社2年目を迎えた現在は、企画営業として既存クライアントを中心に40社ほどを担当。お客さまの業種は塾、フィットネスクラブ、飲食店など多種多様で、それぞれの抱える課題を地道にヒアリングし、Webサイトやチラシの制作など解決策となる広告提案を行っていきます。
さらに社内の制作部と相談してデザインのラフ案を描いたり、キャッチコピーの案をいくつも考えたり。頭も体もすべてを用いてプロジェクトを進行していきます。ここで大切なのが、いかにお客さまが重視する顧客=ターゲット層の目線に立ってモノゴトを考えられるか。自分が納得するまで突き詰められるか。
特にその重要性を実感したのが、1年目の最後に参加したある保育園のデザインコンペでした。テーマは保育士採用のための採用特設サイト制作。上司のアドバイスをベースに必死で企画をまとめ、中間報告を行いました。提案内容は私の考えやクリエーティブがほとんど含まれていないものでした。
お客さまからは、「このデザインじゃ全然ダメ。Nさんの意見はどこに入っているの?」と真っ当なご指摘に、身が震える思いでした。「私たちは学生に近いNさんならではの感性に期待している。企画から制作まで全てNさんがやってみてよ!」ととても嬉しい言葉を掛けて頂きました。
会社に戻った私は早速、企画やデザインをゼロから再検討。限られた時間の中、“お客さまの期待に必ず応えたい”という一心でがむしゃらにアイデアを練り直していきました。
そして迎えたコンペ本番。新たなデザイン案はお客様から「とてもよかった。」と評価をいただきました。 先方の会社の担当をさせて頂いてから、なかなかご納得頂けることがなかったため嬉しかったです。
けれど、結果は失注――。後日、先方から至らなかったポイントを丁寧にフィードバックしていただいた時は、お客さまへの感謝と自分への悔しさの両方があふれました。「この経験を次の挑戦、次の成功に必ず繋げるんだ」というモチベーションで、今日も私は走り続けています。
Rise Agencyの魅力は、新人のうちから実戦経験をどんどん積めること。そして、失敗と成功を通して自分の課題を発見して、スキルアップに繋げられることだと思っています。
最近では大きな仕事を任される機会も増えてきましたが、それでも現状には全然満足していません。そんな私に、尊敬する上司は「何か1つ、これだけは誰にも負けないと自信を持てるものを作ろう」とアドバイスをくれました。ですから、今の目標は「この案件なら、まずは彼女に相談しよう」と言われるような自分だけの強みを見つけ、磨くこと。いつも支えてくれる上司への恩返しのためにも、少しでも早く成長していきたいですね。
いまエントリーを考えている方も、熱い気持ちを持って入社すれば、色々なことにチャレンジさせてくれる環境がここにはあります。他では得られないような経験を早いうちから積みたい方は、ぜひ飛び込んできてください!